理想と現実

個別指導塾の学習空間、伊勢崎東・前橋大島教室の古川です(‘^’)

あっという間に今年1年も残り1か月半となりました。
今年やり残したことは、今年の内に後悔のないようにやっておきたいですね。

さてさて、これからいよいよ受験シーズンに突入していきます。
今学校では多くの受験生たちが、三者面談を終えられていたり、これから実施されたりと色々だと思います。
面談の中で実際に自分自身の志望校を絞っていくことになるのですが、その中で担任の先生から「〇〇高校/△△大学の方が安心だから…」「現状厳しいからこっちの学校にすればどう?」
といった形で志望校を変更する場合もあるのではないでしょうか…?

理想と現実は往々にして異なります。それは誰しもがそうだと思います。
けして、現実的な判断をすることが悪ではなくそのまた逆も然りです。
最も重要なことはその決断に対して、当事者であるその人自身が納得をしているかどうかです。
自分自身の中でその決断に対して受容していなければ、その後の結果に対して納得することができず、環境や他者に対して不平不満を垂れるようになるのです。
あくまで人生は、誰のものでもなくその人自身のものです。
そうであれば、なすべきことは“どうしたいのか”ということを自問自答することです。
両親や学校の先生、塾の先生達はあくまで希望を叶えるための方向性や方法を提示することしかできないのです。
受験というものは、あくまで通過点に過ぎずその後の時間の方が遥に重要であり長いのです。
理想を具現化していく為には、とどのつまり自分自身がどうしたいのかというところに帰結します。

人生という時間軸において現在はあくまで点に過ぎません。また、過去も点に過ぎません。「〇〇だったから…」ということは、一時点における現象に過ぎないのです。
未来は不確実性を孕んでいます。そこに漸進性を少しでも付加するためには、現在の行動が必ず影響を与えます。ですから、行動如何にして移していくのかが重要です。
その所の引き金となるのが、動機づけ即ち“どうしたいのか”という純粋な感情です。

 かのアメリカ合衆国第35代大統領ジョンFケネディは“我が同胞アメリカ国民よ、国が諸君のために何が出来るかを問うのではなく、諸君が国のために何が出来るかを問うてほしい。”
大統領就任式の演説の中でこのように述べています。
あくまで国民に対してスピーチではありますが、その一節における

“諸君のために何が出来るかを問うのではなく、諸君が国のために何が出来るかを問うてほしい。”

この言葉は状況や立場は異なれど非常に意義深いものだと思います。

「誰かや何かに何かを求めるのではなく、自分自身がありたい姿になるためにどうしていくのか・どうしたいのか」
このことが人生において大変重要なものであることを認識してほしいですし、私自身も常に心掛けていきたいと思います。

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