マンガを読もう

札幌の個別指導塾の学習空間、北41条東教室・あいの里教室の尾造です!

突然ですが、「ぼく、『国語力』がなくて、、」とよく言っている生徒がいました。

読解力や語彙力がなくて国語のテストが苦手なことを嘆いている生徒でした。

保護者の方からもそういったお話をよく耳にします。

そういった子は、マンガを読むのがおすすめです。

「国語力をつけるには読書が良い」ということは、昔から言われていることですよね。

私も子供の頃はそう言われて読書したりもしました。

『ズッコケ三人組』シリーズとかはよく読みましたねぇ、、

しかし、私は読書が苦手でした。正直、今でも苦手です。

「読書が大切」ということはよく分かります。

読書を通じて得られるもの、感じられる世界、そして習慣的に読書をしている方がどれほど豊富な語彙力があって、論理的思考を持っているかも分かります。

それでも、なかなか読書は好きになれません。まったく読まないわけでもないですが。

これでも一応「文学部」の出身でした、、

まず、同じ姿勢で読み続けていると肩がこるからです。

13歳ぐらいから、ずっと肩こりに悩まされています。

話がそれました。

「読書が苦手」という子には、「じゃあマンガでも良いから読もう」と言っています。

「若い人たちの活字離れ」なんていうことは、百年以上前から言われていることだと思いますが、現代の子たちは“マンガすら読まない”と、個人的な肌感覚で思っています。

今の子たちは“動画でみる”からです。

マンガは、もちろんセリフやストーリーがあるので、マンガにはマンガなりの「読解力」が必要です。

言わずと知れた超人気マンガの「ワンピース」の中には、膨大な量のセリフや、伏線や、言い回しや作者の尾田先生の言葉遊びがちりばめられています。

例えば、「クロネコ海賊団」のキャプテン・クロが「杓死」という技で主人公のルフィを苦しめます。

「クロネコ海賊団」なので、ネコをモチーフにしたキャラクター等がたくさん登場します。

私の個人的な解釈ですが「杓死」という技の名前は「猫も杓子も」という故事成語からとった尾田先生の言葉遊びです。

「猫も杓子も」とは、「誰でも彼でも」という意味です。

それと同様にマンガに出てくる「杓死」という技は、高速で動き回って敵味方問わず攻撃しまくる、という技です。

マンガで、文字でこれを読んでいれば、「猫も杓子も」という言葉の意味を調べたり、そもそも“これはことわざにもじった名前にしているんだ”と気づくことが出来ます。

これに気づいてマンガを読んでいる子供たちがどれほどいるでしょうか?

そして、これをマンガでなく動画(アニメ)でみると、文字ではなく音声で技の名前は流れますが、キャプテン・クロがひたすらその場にいるキャラクター達を斬りつけまくる、というシーンが流れるだけです。

言葉の持つ深い意味に気づくことが出来ません。

アニメーションを否定するわけではありませんが、「読解力」という意味では、動画でなくマンガの方が絶対に良いのです。

今の子たちはスマホやタブレットで、簡単に動画をみることができます。

アニメでなくユーチューバー等も同じです。そして、今の動画は、“早送りや巻き戻しで、見たいところだけ見る”ということが容易にできます。

その話に至るまでの物語の経緯や起承転結、ストーリー展開をすっ飛ばすことが出来てしまうのです。

作り手側も、長々とした言い回しだと視聴者が飽きるので、「視る側が頭を使って考えなくてすむように、テンポよく、誰が見ても容易に内容を理解できるものを作ろう」としています。今のバラエティ番組はだいたいそうです。


なので、「動画見るよりマンガで読んだ方が良いよ。その方が面白いよ」と子供たちに言います。

それに、今のマンガは「ワンピース」も「ナルト」も「進撃の巨人」も「キングダム」も、大人でも読解するのが難しい複雑なものが多いです。もちろん子供でも楽しめますが。

なので、マンガを熟読すれば(読まないよりかは)読解力もつくと思っています。

みなさんもぜひマンガを読んでみてください。そして一歩踏み込んで「この言葉ってどういう意味なんだろう?」と疑問を持ってみて下さい!

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