震度0

◆個別指導の学習空間 新琴似教室・あいの里教室の関根です◆

震度とは、「ある地点での地震の揺れの程度」を表すものです。
震度は10階級に分けられており、
震度1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7、
そして震度0があります。
先日教室で理科の地震について勉強していたところ、
生徒から思いがけない質問が飛び出しました。

「震度0ってなんで必要ですか?」

たしかに…
今までニュース等を見ていても震度0なんて聞いたことがない…
揺れを感じたからはじめてその大きさを意識するわけで…
揺れてないのにわざわざ表す必要があるのだろうか…?
ものを数える時だって0から数えはじめるなんてことしませんよね?
普通1、2、3…と数えだします。
なんでだろう…??

その時は私も分からず、
生徒たちと「なんでだろうね??」と言っていましたが、
後になってよく考えてみると多分こういう事なんだろうと思います。

「ある地点での地震の揺れの程度」のことを
「震度」という言葉を使って表すことにしているので、
例えば、熊本と北海道での地震の揺れを観測しようとした時に、
熊本での揺れの程度は「震度1」だったけれども、
北海道は全く揺れなかった場合にその揺れの程度は?
と聞かれ震度で表すなら「震度0」と表現することになります。
だから震度は0から必要なんだと思います。

ところでここまでで、震度0の「0」をどのように読んでいましたか?
おそらく皆さん「ゼロ」と読んでいたのではないでしょうか。
しかし日本語にはもう一つ「レイ」という読み方があります。
一般的には英語が「ZERO(ゼロ)」で日本語が「零(レイ)」と区別されますが、“震度レイ”とは言いませんよね?

では日本人はどのような時に「ゼロ」と読み、どのような時に「レイ」と読んでいるのでしょうか?
以前に本か何かで読んだものにはこの様に書いてありました。

『全く何も無い状態を表す時に「ゼロ」という読み方をする』
例えば、先程の震度0。
少しでも揺れがあれば震度1になってしまうので、
全く揺れていないから震度“ゼロ”。
カウントダウンも「~3、2、1、0(さん、に、いち、“ゼロ”)」と最後には数える数字が何も無くなるから“ゼロ”。

対して、
『限りなく0に近い状態のもの、極めて小さいものを「レイ」と読む』
例えば、気温を表す時の0(“レイ”)℃や、降水確率0(“レイ”)%など。

では、テストの点数の「0点」はどうでしょう?
“レイ点”と読みますよね。
これは結果として紙面上は“ 0 ”という数字が付いてしまっているけれども、
それまでの過程は全く何もしていなかったというわけではない。
おそらく、テストの前日にはこの子なりに点を取ろうと何かしらの努力はしたであろう。
そうした努力点と次回への期待を込めて“レイ点”と読んでいるのだそうです。

同じ字でも日本語は意味によってきちんと使い分けされているんですね。

そういえば先日、医療系のドラマを観ていたら・・・
「先生!302号室の○○さんが急変しました!!」
ん? 302号室?
さん “マル” に ?

日本語って面白いですね!!

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